2005年8月 5日 (金)

屋久島〜5日目後編〜終章「シカを喰らう」

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●続・運命の出会いw


[平内海中温泉]をあとにしてとりあえず向かうのは[大川の滝(おおこのたき)]。ところがどんどんひどくなっていく一方の雨。もう前見えへんし、ワイパーめちゃめちゃ酷使してるし、な感じ。「バケツをひっくり返したような雨」ってのはこういうのを言うんやろなぁ…なんてボォーっと考えてる暇なんてないくらい必死ですよ。すぐハンドル取られるし。。幸いにも交通量自体が少ないのでノロノロでもなんとかなったんですけどね。


そんな必死な思いでたどりついた[大川の滝]。とりあえず車内でゴアテックスの雨具上下を装着して傘も持って行ってみた。写真だとなかなかわからないと思うので動画をどうぞ(後日UP予定)。すっごいっすよ。ホントに。今まで見た滝でこんなにすごいのははじめてです。さすが「日本の滝100選」に選ばれてるだけのことはある。もうホントに「ゴゴォッ」って音するんですね。びっくりした。


びっくりしたといえばですよ。


カヌーで一緒だったパイロット氏に、またもここで出会ってしまったwwわけですよ。もちろんここで恋になんて落ちやしないですけどね。もう二人して笑うしかなかったですよ。さすがにオレは今日で帰るのでもう会うことないしね、いうて、雨の中連絡先の交換www。彼は今から滝に向かうので、ここで別れたんですけどね。冗談じゃないくらい雨が降りまくり。もともと[大川の滝]のあとは[屋久島フルーツガーデン]とか[中間ガジュマル]とか、[湯泊温泉]にも…と思ってたんすけど、ホンマに洒落ならんくらいの雨。とりあえず安房まで逃げようwwと思って車を走らせてると山側から茶色い濁流があふれんばかりに路上に。茶色い濁流はヤバいってなんかで聞いたような気がして、ホント逃げるように飛ばしてみたものの、一向に止む気配なし。。


そうこうしてるうちに昼食どき。前からめをつけていたのが[れんが屋]。鹿肉(焼肉&刺身)・トビウオの姿焼き・地魚の刺身などなど屋久島名物が一度に食べられる、れんが屋定食3,500円也。鹿肉がまた美味美味。



●続々・運命の出会いw


ようやく雨も小降りになってきたものの、時間があまりないので[屋久杉自然館]を訪れる。屋久杉の歴史がわかる展示が多く、世界遺産についても展示がしてあった。それを見ると、どうやら今回の屋久島ツアーでオレが訪れたところは、まったく世界遺産のエリアに含まれていないところばかりwwだ、ということを思い知らされた。なんだ。そーなんだ。ふーん。


屋久島空港発、鹿児島空港行きの時間は15:40。いったん空港に荷物を置いていこうと空港に向かうと、またもやどこかで見た男の姿wwが。もうおわかりだろう。パイロット氏、その人である。聞けば今日から合流予定の友人を迎えに来たらしい。が。この日は大雨。既に昼までの便がすべて遅れているとのこと。そしてその遅れはオレが乗る予定の便にも影響しそうだ、という。しばらく[大川の滝]や[平内海中温泉]の話で盛り上がったが、結局、彼の友人は遅れてくるようで空港を去っていった。ホンマにね、会い過ぎやわ、オレら。ネタちゃうやーん。


で、オレが乗る予定の便。実際リアルタイムで携帯から書き込みもしたんだけど、結局、鹿児島空港で間に合ってやんの。あーあ。



●終章


結局、当初の予定どおりにまったく進まない5日間。テントすら貼れなかったけど、それはそれで、というかそれ以上に楽しめたような気がします。行く前は奄美と迷っていた部分もあったけど、行って楽しんできた今となっては、奄美は奄美、屋久島は屋久島、というきわめてあたりまえな感覚です。屋久島に関しても、ぜひもう一度、行きたいですが、今度は屋久島にテントを持っていくことはないでしょう。それは、屋久島はキャンプを楽しむ場所ではなく、民宿にステイして登山やエコツーリング、シーカヤックなどアクティビテイを楽しむところかな、と理解できたから。次回は宮之浦岳を攻めますよ! だからこそ奄美でキャンプも楽しみたかったりするんですけどね。うーん、迷うね、しかし。



special thanks
JAL
高速船トッピー
民宿八重岳
種子島・屋久島交通
三岳酒造株式会社
YNAC屋久島野外活動総合センター
屋久島リアルウェーブ
屋久島観光協会



the end.

屋久島〜5日目前編「温泉三昧?」

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●昔の東映映画のオープニングみたいな


屋久島も今日が最終日。なんかホントあっという間だったな。なんて感傷にひたる暇もなく、この日も朝から激しい雨が by The MODS。初日のblogで「レンタカーなんて借りねーよ」なんて大きいこと言っておきながら飛行機出発時刻までの限られた時間内の移動効率を考えるとレンタカーが圧倒的に便利。


さて。昨日のblogでも書いているが、屋久島南部にはほとんど踏み入れていないばかりか、涎もののポイントがまだまだあるではないか。ということで宮之浦から一路、南部へと車を走らせる。まず、めざすは[平内海中温泉]。文字どおり海中から源泉が湧き出ている温泉である。ただし、潮の満ち干きによって完全に水没してしまう時間帯がある。ホントは事前に観光課に確認が必要なのだが、とりあえず行ってみた。だって雨なら入れないしねぇ。。


ところが[平内海中温泉]に近づくにつれて、奇跡的に雨が小降りになっていくのだよ。そして到着したころにはすっかり雨が上がっていた!様子を確かめると辛うじて入れる感じ。まわりに人もいない!ということで早速入ってみたですよ。目の前の岩場に波がぶつかる様子がホントに至近距離で、すっげえ気持ちいいっすよ。昔の東映映画のオープニングみたいな感じで(古いな、しかし)。あとあと聞いてみると星が煌めく夜はもっといいらしいっすね。

[平内海中温泉]
  海中温泉バス停下車 徒歩5分?
  1日2回 無休 100円
  効能:リウマチ・神経痛・皮膚病

ちょうど上がるころに雨が降ってきて、天然のシャワーも浴びることができるという、いたれりつくせりな状況だったのですが、そんな風情なことも言ってられないほど、洒落にならないくらいの大雨。ホントはこのあともうひとつの海岸露天風呂[湯泊温泉]に行くつもりだったんだけどびっくりするくらいの雨で、一路[大川の滝]へ。


to be continued...

2005年8月 4日 (木)

屋久島〜4日目後編「温泉たずねて3時間」

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●運命の出会いw


[太鼓岩]からの帰り。雨もいったんは止むものの[さつき吊り橋]までの間の沢を過ぎたあたりで、また激しくなる。その途中。向こうから来る一人の男がこっちに向かって手を振るではないか! 後ろに人はいないはずなのに…と思って近づくと。


昨日カヌーで一緒になったパイロット氏だった。彼はオレよりも滞在が長く、ちょうどその週末は天候に恵まれそうな予報だったので「白谷には週末行きます」と言っていたのだが、聞いてみるとあまりに暇でとりあえず来てみた、らしい。とりあえず、というのが見て取れるようにリュックも背負わずホントに軽装。とはいえ[太鼓岩]の話をすると、彼も頂上をめざす気になったようで、そこで別れた。ホンマにオレが女性やったら「絶対、運命やわ。赤い糸やって!」ってムリヤリ思うんやろなぁ、と。ボンヤリ考えてみた。ちなみにパイロット氏は20代後半、東京在住です。興味ある方、相談に乗りますよ!


管理棟にたどりついたのは13:00。次のバスは…14:00。1時間も、しかも土砂降り。しかも昼食持って来ず。モーレツな空腹感をこのあとの予定を立てることでムリヤリ押さえ込むパワープレイ。とりあえず温泉に行きたい、と思いガイドブックを見てみるが最寄りの温泉は昨日行った楠川温泉。どうせなら…ということでバスを乗り継ぎ[尾之間温泉]をめざす。めざすとはいうものの、バスを乗り継いでも[尾之間温泉]に到着するのは15:30。2時間30分もさきの話じゃねーかよ。


[尾之間温泉]のある尾之間の集落は屋久島南部に位置していて、屋久島を時計に例えるなら尾之間は6時の方向。宿泊している宮之浦は1時の方向。結構距離があるのでバスといえど時間がかかる。結局、バス停から20分近くかけて[尾之間温泉]にたどりつく。今回の屋久島ツアーでは南部にはほとんど足を運んでいなかったのだが、温泉の近くにある[モッチョム岳]はすごい雄大な山。意外と山登りをせずにキャンプ中心なら温泉の多い、南部の方がベストかも。残念ながら[尾之間温泉]の中にも、近くにもビールの自動販売機がなかったけど、楠川温泉よりも広く、木造のログハウス風な建物も新しくて温泉自体は気持ちよかったすよ。

[尾之間温泉]
  尾之間バス停下車 徒歩10分
  7時〜21時 不定休 200円
  効能:リウマチ・神経痛・糖尿病


結局、温泉の帰りに尾之間の集落にあるコンビニで、パンとビールを買ってバス停でむさぼるように食べ、飲む。怪しさ満点。


to be continued...




2005年8月 3日 (水)

屋久島〜4日目前編「雨中の頂上決戦」


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●The world of KOKE.


この日も雨。雨にもかかわらず、この日の行き先は「白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)」。明日には新潟に帰ってしまうため、この日行かなければ、もういつ来られるかさえわからないという悲壮の覚悟で(言うほど大したことない)向かう。


「白谷雲水峡」も体力や目的に応じてコースが設定されているので、最悪引き返せばいいのだけれども、行ける限りは行ってしまって、あわよくばコース内最高峰の[太鼓岩]までは登りたいと思っていた。太鼓岩までの往復は約5時間。なのに昼食(おにぎり)や山歩きに必須な飴すらも持たずにwww はなからお気軽コースで済ませようという心境がバレバレやん。


バスにゆられて管理棟に到着すると、案の定[三本足杉]からのルートは雨で沢(not 沢穂希)が増水しているため通行不可とのこと。「まあ、三本足杉まで行って引き返すしかないかなぁ」なんてきわめてライトな感覚でさっそく向かう。白谷川の清流のあまりのきれいさ(後日動画UP予定)に心奪われながらしばらく歩いていると推定樹齢3,000年!の[弥生杉]が目に入る。なんかもうオブジェみたいな感じでこれが木なのかよって感じにしか見えないんだけどね。まだ雨も降ってなかったのと、弥生杉のスゴさ(美しいとかじゃなくて)に圧倒されてしまって、はじめのライトな感じがだんだん「上へ、上へ」な感じにシフトしていってたのは自分でも驚き。


その後、原生林歩道をとりあえず行けるとこまでの[三本足杉]へと向かうんだけど、原生林というかThe world of KOKE.苔の世界が凄いんですよ、苔が。苔なのに。雨に濡れて緑がいっそう深くなってんですよ。もうねこの苔を見ると[三本足杉]で引き返して帰るのがもったいなくなってくるんですよ、ホントに。だってもっと奥に行くともっとすごい苔の世界が待ち構えているってガイドブックとかに書いてあるんですもの。こんな感じで一人テンション高めな状態でたどりついたのが[三本足杉]。ホントにね足というか根というか木が3本に(三脚を低くした感じ)なってるんですよ。またこの木にも苔がむしてるわけですよ。杉も凄いんだけど苔がすごい。ホントすごい。なんて思ってるとやっぱり沢(not 沢穂希)が増水してるんですよ。行って行けないこともなさそうなんだけど管理棟のおばちゃんの言葉を信じて引き返すことにしたんですがね。


来た道を戻るだけでいいはずなのに、なぜか迷ってしまったんですyo!
目印に枝につけてあるピンクのリボンが見当たらない。見当たらないまま勘で「こっちが上だ」とか動くから余計わからない。。結局10分くらい彷徨った結果、なんとか元の道に戻れたんですけどね。このときに着てたのが「we shall survive a.n.f.c」のTシャツ。おまえがsurviveしろよ!なんてオチもついたところで、どうも。


で、元来た道を引き返し[さつき吊り橋]を渡ると[太鼓岩]まで行ける道、渡らずまっすぐ進むと、まあ戻ることになるんですが、迷わず[さつき吊り橋]を渡っちゃいました。“迷わず行けよ行けばわかるさ”ですよ。しばらくは楠川歩道を歩いていたのですが、どうやらだんだん暗くなっていく気配。ガイドブックを見ると[太鼓岩]まで行く途中に沢(not 沢穂希)がある。なんとかそこを越えるまでは…という気持ちで念を送っているwと、ぽつり、ぽつりと来やがった。ぽつり、ぽつりで済んだのよかったですけどね。だいたい念なんて送れねっつの。


沢(not 沢穂希)についたところで手で水を掬って口にする。冷たくて美味しい。美味しいというか味が深い。空いたペットボトルに水を積めて、裸足になって沢(not 沢穂希/もううざいですか?)を渡る。実際、靴のままでも行けるんだけどせっかくの機会に軽く沢遊び。ホントにキモちE by 忌野清志郎ですよ。そのまましばらく歩いていくと[くぐり杉]にたどりつく。文字どおり二股になってる杉の下をくぐれるようになっていて、実際くぐってみるとなんとも言えない不思議な感じ。まわりに誰もいないことを確かめてさるのように4・5回くぐってはまたくぐり…とやっていたことは内緒で。


ここまで来ると[太鼓岩]の手前の分岐である[辻峠]まであと少し。[七本杉]を越えてしばらく行った先に広がる景色は、神秘的で幻想的で幽玄で…とか、もう表現できないくらい。下の写真で堪能してみてください。[辻峠]からは急な昇りになり、岩が目立つようになってくる。今までのどの道よりも細く険しい道(道なんてもんじゃないけど)を登っていくと、目の前が明るくなった。[太鼓岩]に到着したのだよ。視界を遮るものがない、大きな岩の上に立って向かいの山を眺めていると…



雨が降ってきた。



to be continued...

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2005年7月16日 (土)

屋久島〜3日目「no water no life」

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●カヌー我が命。

実のところ今回の屋久島旅行のきっかけになったとされる「ひかりのあめふるしま屋久島/田口ランディ」なのだけど、実際覚えているのはYNACと白谷雲水峡というキーワードだけだったりする。(いや、もちろん非常に興味深く読めたのだけどね)そしてそのひとつであるYNACという言葉に2日目の夕方、民宿の近くで、ふと出会ったのである。


YNACとは「屋久島野外活動総合センター」の略称であり、名前のとおり屋久島の野外活動を総合的に扱ってるとこなのである(ホンマにそのとおりやな)。「ひかりの…」を読んだ方はご存じだと思うが、田口ランディ氏が屋久島滞在中にさまざまなアクティビティ(エコーツーリングだとかカヤックだとか)でガイドを努めたところがYNACであり、当時の私の仕事にも関連していた分野であったために非常に強い印象を持っていたのだ。というかそんな強い印象はどこへやら、単に「リバーカヤック」という言葉を見つけ、欲情し(おい)、よく見るとそこがYNACだった、ってだけなんだけどね。


3日目の予定が決まってなかったこともあってYNACの事務所で即決。カヌーなんて2003年の道頓堀川以来だったのもあったし、こう見えてカヌー歴も長いし、マイカヌーも再び欲しいな、くらいな勢いだし、もうとにかくカヌーっ子(子て年かよ)なのだよ。申込の時点では翌日も大雨洪水警報が出ていて、しかも2日目よりも相当激しい、という予報だったので「もしかしたら中止になるかも」とはいわれていたのだが…。朝になると雨も上がっており、しかも予報では午後から夕方にかけて激しくなる、とのことで予定どおり実施になった。YNACのワゴンに乗せられて安房川(あんぼうがわ)へと向かう。今日のカヤック参加者は2人。もうひとりは某社のパイロットさん。これオレが独身女性だったら「運命だ」って思うんだろうな、なんて話をしてたんだけどね、この時点では。



●川泳ぎ! ビール! 温泉!

どこのカヤックスクールみたいなとこでもおんなじなんだけど(特にモンベルはガチw)上艇前には陸上でパドリングの練習があるのですがね、実はこれすっごい大っ嫌いです。フォーム至上主義みたいなの。そんなことより早く川に出させてくれ、と。オレを川に出させろ、と。この日はあっさり終わって早速川へ。川に出ると、ホンマに水がきれいやねん。普通、雨の翌日って(信濃川でもわかるとおり)泥やら流木やらで泥濁してるものなんだけど屋久島は山から海までが近くて流れが急なので、すぐに洗い流されるかららしい。加えて、川の水と海の水との水温が違うので、水面から蒸気が立ち神秘的な感じが醸し出ていてホントきれいでしたね。実際、今まで下った川の中でもいちばんかも。


2キロくらい上がったところにある砂浜で休憩。そして沈脱の練習。さすがにエスキモーロールはできなかったけど久々の沈(カヌー用語?で、転覆などでひっくりかえること)&沈脱(転覆した状態からリカバーすること)。水がきれいだから何度でもできちゃうyo(あんまりしたくはないけどね)!水はまだ冷たかったけどせっかくの屋久島。しかもメンバーはガイドさん含め男3人。すっごい気持ちよかった。もう汚い海では泳ぎたくないくらい。このころからもう雨が降りっぱなしになったんだけど、屋久島の雨って粒が大きいんすよ、これが。しかも、気持ちいい。天のシャワーですよ、ホントに。実際、このあとに埼スタや市原臨海とかで雨に打たれてるけど、不快きわまりない雨やね、あれは。屋久島の雨とは全くのべつもん。


さすがに雨が激しくなって、結局、休憩した砂浜からさらに2キロ近く上流の岩場で昼食に。キャンプインストラクターとしてはですね、雨の日の、しかも前日も雨の場合の焚き火の起こし方に非常に注目していたわけですよ。焚き付けとしては王道の杉の葉。杉はいまや忌み嫌われるだけの存在になった感があるけど、杉の葉ってば焚き付けに最高の素材なんですわよ、奥さん。ほかにも、いちお雨の中ではあったのだけど流木などを集めるんですよ。で、どうすんのかなあって思ったら牛蒡のささがきみたいに削るんですな。中までは濡れてないということでね。結局、新聞紙の手も借りて(そら雨ひどいししゃあないがな)無事、火種が起こったわけですよ。やっぱええね焚き火って。昼間でもええもんやね。という絶妙なタイミングで麒麟淡麗登場ですよ。ふつー、ないっすよ、こういうツアーで。気持ちのよい雨に打たれて飲むビール(発泡酒)。ホンマにたまらん、ちゅうねん。しかも冷えたからだを温めるうどん。屋久島最高!!!


結局そのまま下って、一路温泉へ。そう、屋久島には温泉もあるのですよ。この日は安房から宮之浦へ向かう途中にある[楠川温泉]。地域の共同浴場で、3人が入るといっぱいな感じのこじんまりしたところ。温泉とはいえ冷泉を湧かしたものらしいのだけど冷えたからだには、もう“じょんのび”な感じ。

[楠川温泉]
  湯ノ川温泉バス停下車 徒歩2分
  9時〜20時 無休 300円
  効能:神経痛・打ち身・リウマチ

to be continued...




2005年7月15日 (金)

屋久島〜2日目「どうぶつ奇想天外」

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●ヤクスギランドの森でヤクザ■に出会う


2日目。朝は雨止んでたんだけどね。とりあえず[白谷雲水峡]をスルーして向かったのは[ヤクスギランド]。なんだそれサントピアワールドの親戚じゃねーのwなんて思った、そこの新潟県人。その気持ちはわりと理解できます。だってオレも当初行くつもりなかったもん。まあひらったく言っちゃうと山歩き+植物園みたいな感じなんですけど、結構奥深い。なめとったら血ぃ見るでぇ by しずちゃん的な感じ。


ちなみに目的地までの足はすべてバス。屋久島交通。宮之浦から合庁前で途中バスの乗り換えをして約80分。登山というよりは散策という感じで目的(というか体力)に応じて4コース設定してあるのだけど、島内の足がバスに頼らざるを得ないので約80分の「つつじ河原コース」。天気が良ければ昼食の準備もして紀元杉までチャレンジすることもできるのだけど、今回は残念ながら。それでもこのコースだけでも千年杉、仏陀杉といった推定樹齢1,000年を超える屋久杉を観察できます。


っていうかね。なにがいちばん驚いたかってね。いきなりガサゴソッって音が森の方からするんですよ。サルですよ、ヤクザル。この日はほかのお客さんほとんどいなかったんですけどね、まさかヤクザルにいきなり遭遇するなんて思ってなかったのでちょっとうれしかったですよ。箕面なんかの育ちの悪いサルとは違って人間の動きに凄い敏感。動画はこちら(近日公開予定)をどうぞ。

※ヤクザル…ニホンザルの亜種。ほとんどニホンザルとおんなじらしい。



●6キロの山道をMTBで行き着いた先にあるものは…

しょっぱなから、思いもかけず屋久島テイストに触れてしまって、もう大変ですよ。ヤクスギランドのあとの予定を考えていなかったので、とりあえず安房の町に出て昼食、しかもふつーにカレーwをとりながらプランを練っていると、[志戸子(しとご)ガジュマル園]って文字をガイドブックで見つけてしまったんですよ。実はここだけの話、ガジュマルを観葉植物として育てていてですね。とにかく不思議な植物なんですよ、これが。奄美大島から帰ってきてコープリビングwで買ったんですけどね。はじめは15cmくらいしかないようなものやったのに、3年経った今じゃあもう50cmくらいになってますからね。で、気根ってのがもういたるところから出てくるんですけど、これがもう気持ち悪いんだかかわいいんだか、って感じで。で、そんな樹木がいっぱいあるなんてホント、ワンダーランドだと思うじゃないですか。で、早速行くことにしたんですよ。


そんなときにですよ、食堂でカレー食ってるときにですよ、
その横をバスが通っていったんですよ。
そのバスに乗らないと、次に志戸子に行くバスは2時間30分後。


さて。カレーを食べ終わってですねぇ、どうすっかなぁ、なんて思ってみても次に宿のある宮之浦方面に行くバスは40分後。ところがねぇ、幸いなことに近くに観光案内所があったんすよ。いろいろ聞いてみると宮之浦でレンタサイクルを扱ってる店がある、とのことで思わず決めちゃいましたよ。宮之浦−志戸子間はバスで約15分。ゆっくりいって30分もかければ…なんて考えの甘さに気づかされるのはそのわずか5分後。いきなり山道。しかも結構な坂。結局MTBを押してる時間の方が長い状態で、途中3回くらい引き返そうと思いましたからね。そんなヘタレっぷり全開の状態を救ってくれたのが…。


「ええ、途中、公園みたいなところがあって少し休んでたんですよ。さすがにキツくなっちゃって。そのときですね。いきなり後ろからガサゴソって。いや実際ね、そこの手前くらいからキーキー鳴いてるなぁ、なんて思ったんですよ。サルのキーキーってのとは違ってて。そう、ヤクジカなんですよ。後ろ向いたらジーっとこっち見てんすよ。奈良公園で見るシカよりもなんかきれいに見えて。写真取ろうとしたら森の方に戻っていっちゃいましたけどね。なんかすげえ神秘な感じでしたよ」



ということでヤクザルに続きヤクシカにも遭遇ですよ。バスに乗れなかった怪我の巧妙って感じですか。で、そこから気を取り直して志戸子に向かったんですけどね。苦労して着いた[志戸子ガジュマル園]がねぇ。。。ホントにガジュマルがいっぱい植わってるだけのとこだった、なんてことは内緒ですよ内緒。


to be continued...

2005年7月 1日 (金)

屋久島〜1日目後編「サバミタケナイト」

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●サッバ!サッバ!サッバ!

宮之浦港近くの観光案内所で紹介してもらったのは民宿「八重岳」。民宿なんていうと高校の部活の合宿や遠征でたまに泊まる程度のイメージしかなかったのと、あくまで野営(テント泊)が基本線だったので「どうせ1泊しか泊まらないし」くらいな勢いだったのだけど。観光案内所までのお迎え、外観のイメージ、部屋の広さ、食事…とすべてがなし崩し的に野営を諦めさせる方向へシフトさせてしまったw 加えて。翌2日目は宮之浦から[白谷雲水峡]を経て安房(あんぼう)付近の番屋峯キャンプ場へと向かうこと予定だったのだが、観光案内所での「明日、白谷雲水峡に行くのは(大雨の翌日なので)危険だ」というおばちゃんの一言が、すべてのプランを白紙に戻した。つか戻された。ということもあり、夕食後にもう一晩の延泊希望を伝えて白谷雲水峡へは3日目以降に行くことにした。


ちなみに民宿「八重岳」は1泊2食で6,000円。初日の夕食は“サバの生節(なまりぶし/薫製みたいな感じ)としまらっきょのあえもの”とか“サバの刺身”とか“サバ節で出汁をとったお吸い物”とかもうとにかくサバだらけ。これがホントに旨いんですよ。おんなじサバなのにこうもテイストが違うものか、と。で、意外なことに(失礼)ご飯がすっごい美味しかったんすよ。米と魚に関してだけはそこらへんのグルメライターの基準よりも遥かにそのレベルを超越してる新潟県人の味覚を持ってしても合格点。この夕食が翌日の延泊、だけでなく屋久島滞在中全泊wという結果を招いた最大にして最高の理由といっても言い過ぎじゃないね。しかもですよ、この宿。夕食の時にオプションでアルコールを摂取できるシステム(まわりくどいな、どーも)になってるのですが、焼酎は希少らしい「三岳」ですよ「三岳」。芋焼酎なんだけどすっごいまろやかで呑みやすいんすよ、すいすい&ごくごくな感じ。もう野営なんかしらねー、テントなんかしらねー。気がつきゃ9時過ぎには寝てましたからね。あはあはん。


to be continued...

2005年6月27日 (月)

屋久島〜1日目「たどりついたらスゴい土砂降り」

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写真は宮之浦港

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●出発直前まで天気に悩まされる


屋久島には6/19〜6/23で滞在。4泊5日。事前の天気予報では連日、雨wだったために心持ち日程を短くした。当日の天候によって大幅に予定が狂ってしまうのと、お気楽な一人旅ということもあってごくごく大まかな予定と野営地だけ決めて行き当たりばったり感満点なスケジュールを組んだ。


 19日 新潟〜伊丹〜鹿児島…鹿児島港〜宮之浦港
     宮之浦オーシャンビューキャンプ場 
 20日 白谷雲水峡
     番屋峯キャンプ場
 21日 リバーカヤック
     屋久島ユースホステル・キャンプ場
 22日 観光バス
     宮之浦港近くの民宿(予約せず)
 23日 宮之浦港〜鹿児島港…鹿児島〜伊丹〜新潟


基本的に移動はバス。島旅でレンタカーだなんてそんな便利なもん使いません。ちょっとくらい不便な方が楽しいんですからねーだ、この。とはいっても奄美と違って屋久島の場合はバスが島内をわりと網羅していてくれてます。したがってバスを足にすることができるだけの話なんですがね。逆に不便なのがキャンプ場の数が少ない点。実際にいってみて気づいたのが、屋久島には登山目当ての人が多いので、わざわざキャンプなんてしてらんない、という実情が影響してるようですね。なので奄美より民宿がホントに多い。


あくまでキャンプ目当て。なのでもちろんのことながらテントやキャンプ道具一式も持っていったので異常な荷物量。しかも民宿で洗濯、なんて選択は頭の中にこれっぽっちも考えてなかったので着替えもムダに持ってったくらい。天気予報ではキャンプが無理そうなのは重々承知していたんだけど、なんか諦めがつかなくてねぇ。結局一度もテントなんか貼らなかったのにさあ。



●アウェイの洗礼


晴天の新潟空港を8:20発のJALで後にしてまずは伊丹空港へ。伊丹で10:05発の鹿児島行きにトランジット。鹿児島空港からは屋久島空港行きの路線もあるのだが、しつこいほど繰り返すけど、今回は島旅。島へは船が基本だろい、フネだフネ。波平だってカツオ(not 神田先生)にそうやって説教していたじゃあないか。ところがだね。ここで少し痛い目にあったりするのだ。あはん。鹿児島空港は鹿児島なのに鹿児島市にはないのだよ。いやいや広島空港だとかね名古屋空港だとか大阪空港だってそれぞれの市にないのはボクちんだってわかってるさ。でもね。鹿児島ですやん。新潟と同じレベルだと思うじゃん。ところが空港から鹿児島市内までバスで1時間くらいかかるんだってさ。遠いよ、おい。


せっかく鹿児島市内で昼飯withビアでも…なんつて考えてたのにだね。鹿児島港を13:10に出るトッピー(ジェットフォイル)に乗らないとテント貼れる時間帯に屋久島には着かないのだよ。昼飯withビアなんて言うてるヒマない、っちゅうねん。結局12:30に鹿児島中央駅に着いてそこから今度はタクシーですよ。港まで。なんかアクセスよくなくなくない?


おまけにタクシーの中ではですね鹿児島弁のドライバーさんがすっかりボクちんを帰省客だと勘違いw すいません。めんどくさいのでそのまま話をあわせましたけどね。でもドライバーさんの言ってる内容の半分も理解できなかったです。ごめんな、おいちゃん。なんとかトッピーに間に合ったのだけどもね。とりあえずコンビニ弁当みたいなのも手に入れたんですけどね。でもね、でもねでもね。ビアがみつかりません。。船旅の醍醐味ですよ、ビアといえばさ(そんなこたぁない)。結局ふっつーに弁当食べて本読んでるうちに寝てましたけどね。


で、肝心な天気ですよ。鹿児島市内は傘がなくても大丈夫な程度。だったのに。途中の寄港地の種子島あたりでもう雨雨。目的地の宮之浦港に近づくにつれて、だんだんだんだんひどなってくるがな。で、しまいにはダダ降り。もう凄過ぎて逆に傘入らないくらいw この状況を目にしてね「うっしゃ、テント貼るぞ、キャンプするぞ」なんて言える人はいないと思いますよ。ホンマに。ホンマスンマセン。ということで港近くの観光案内所で民宿を探してる姿が目撃されましたとさ。あはん。


to be continued...

2005年6月24日 (金)

屋久島〜0日目「ぼくらが旅に出る理由」


●なぜ屋久島なのか

いまでこそfootballジャンキー、いや違うなalbirexジャンキー、う〜ん、ちと違う気がするけど、まあそんな感じの俺ですが、本来はアウトドア大好きっ子。(子て年かい!)山も海も川も大好きだったりするのだよ。(もちろん街も。しかも夜の街もw)そのへんはこんなサイトをやってたことからも伺い知れよう。あはん。近年はもっぱら島旅にはまりつつあって、去年地元新潟の粟島を訪れたのも記憶に新しいところであろう。(偉そやな、おい)とはいうものの島旅経験は[和歌山・友が島][鹿児島・奄美大島&加計呂麻島][新潟・粟島]のみ。中でもやはりインパクトの大きかったのは奄美大島&加計呂麻島。これについてはいまだどこにも書き記していないものの、島旅の深い喜びを体感できたのはこの島だったと断言できるだろう。


さて。遠方の島(だけではないが)に行くのに最も有効なのは「バースデー割引」の存在であろう。パックツアーでもよいのだが、これにはもれなく宿泊先がついてくる。これが実にやっかいなのである。自由を求め彷徨う俺たちにとって宿泊先など動きを規制するだけのしがらみに過ぎないのだ。自由を求めるために島旅へと出かけるのに、なぜいまさらしがらみなど必要であろうか。したがって俺たちの旅には「バースデー割引」もしくは「青春18きっぷ」こそ最大にして最高のチケットなのだ。
(えーと、ここで偉そうに言うてますが…)


というわけで「バースデー割引」。昨年までは、いや今シーズン開幕前まではアウェイ、しかも遠方のアウェイで効果的に使えるかどうか、だけしか見ていなかった気がする。昨年は広島でのアウェイゲームがぴったりマッチしていたのだが訳あって活用できなかった。今シーズンも代表日程のためJ自体の日程がなし。という時点で早くも死んでいたのだが…。いろいろあって6月に休みをとれることになった。というかした。とりあえず日程は押さえた。あとは行き先だけである。3年前に訪れた[奄美大島&加計呂麻島]が第一候補。続いて仕事でしか訪れたことのなかった[沖縄]そして、まだ見ぬ[石垣島]。この時点では北海道も、そして屋久島さえも候補には上がっていなかったのだ!


もともと[屋久島]行きをはじめて考えたのは2001年の年末年始。そこそこ荒れた有馬記念を取ったのだがあいにく彼女一家はフランス旅行。ひとり残された俺はふとテレビでみかけた野口健の番組に感化されて屋久島行きを意識した。したものの調べてみると屋久島の冬は雪が降るらしい。なんで寒い冬にわざわざ寒いとこ行かなアカンねん!とそのときはパスしたのだが…。しかも、2002年ゴールデンウイークの[奄美大島&加計呂麻島]行きが本格化するにあたり、いつしか、“観光地の屋久島、天然な奄美”という図式が脳内で活性化していくに加え、実際に訪れた[奄美大島&加計呂麻島]の素晴らしさが増幅して、いつしか[屋久島]行きの芽が潰えてしまったのかもしれない…。


行き先を案じかねていたある日、家にあった概読の「森羅万象の中へ/山尾三省」そしてメジャーどころの「ひかりのあめふるしま屋久島/田口ランディ」にふと出会った。これがきっかけといえばきっかけであろう。「どうせ行くのなら、一度も行ったことのないところへ行ってみたい」という眠っていた本能が目覚めたというのも大きいと言えよう。こうして初の屋久島行きが本格化する。バースデー割引購入リミットすれすれの5月中旬のことである。


to be continued...

2005年6月23日 (木)

飛行機が遅れてます

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屋久島最終日。
アホほど降った午前中がウソのように静かな夕方。


30分遅れてます。


えーと。
鹿児島−伊丹便に間に合いません。
伊丹−新潟便、しかも最終便wにも間に合いません。
って言われました。


さあ、どうなる?


個人的には屋久島延泊きぼん。

2005年6月19日 (日)

屋久島る。

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Footballのない週末。
あちこち迷った挙げ句、
屋久島ることに決めました。


と、まるで昨日今日ふと思い立ったかのように
さらっと書いてしまってますが、
結構前から準備はしてたのだ。あはあはん。


はじめは3年ぶりの奄美もいいなあ、
今の時期なら北海道も捨てがたい…
実際のとこ沖縄は仕事でしかいってない、とか
まあいろいろ考えてみたのですが
「行ったことのないとこ」ということで屋久島決定です。


しかーし。
今の時期、屋久島は雨、雨、雨。
「1か月で35日降る」と小説にも書かれているとおり
(書いてる本人が知らんかった、いうねん)
ホンマに雨が多いらしいね。
大雨・洪水注意報出とるがな。。。
うわーん。



ま、とにかく屋久島ってきます。