2010年8月 2日 (月)

『エスキモーに氷を売る』

6a00cd9707d4234cd500e398ca902e000_3

「いまさら、この本読むなよー」
というつっこみが、あちこちから起こりそうですが
だってしゃーないやん、実際最近読んでんからw

こんなタイトルの本が売れてるらしいでぇ、という
印象は実際、10年くらい前?にあったのですが
中身を見ることもなく
どうせエスキモーに氷を買わせるか、みたいな本やろーと
思ってスルーしてました。あはっ。

いやー。
10年前にこそ読んでおくべきだったかなー。あはあはっ。

まあ、エスキモーに氷を買わせる本でも
顧客を選ばず売りに行けやごるぁといったイケイケの内容ではなくて
プロスポーツビジネスを題材に
顧客(候補含む)ありきで
いかにして商品を買ってもらうか、を書いた本なので
まだ、の方にはおすすめかも。
もっとも扱う商材やサービスによっては
通用しない部分もあるでしょうが(著者も認めてる)
「なるほどねー」という読後感は残ります。

単に、売るだけでなくて
あらゆるところでリンクしそうな内容ですなー。


2010年6月 2日 (水)

「社長・溝畑 宏の天国と地獄」

9784087805284

ビジネス書として見ても
めちゃめちゃ内容の濃い一冊。
元 バルサ副会長の本やいわゆるひとつの「もしドラ」よりも、濃い。

溝畑氏の内容が中心ではあるものの
朝日ソーラーやペントハウスにマルハンといった
それこそ天国と地獄を経験した企業の経営者の話も盛り込まれていて
ヘタなコンサルの書いた本やセミナー聞くより、濃い。


去年の6月と11月(辞任の2週間前くらい)に
溝畑氏の講演を聞いたことがあったので
おおまかなところは知っていたつもりだけど
まあ、これを読んだ大分サポはなんと思うんだろう。。

実際に会ってみると
やっぱりテレビのとおりのパフォーマンスで
とにかくパワーはあるんだけど
(さすがに11月はしんどそうだった印象が)
よくよく見ると眼は笑ってなかったり、
したたかな感じがうかがえました。
もっともそんな人間じゃなきゃ
あそこまでできないよなー、と。
だって、新潟もそうだけど
大分にプロクラブがあるって、すごいことだと思うよ、ふつう。


もちろんこの本の内容が
100%正しいのかそうでないのかは
オレにはわからないし、
溝畑マンセー本ってわけでもないのでアレだけど
愛するクラブに関する情報ってのは
必要以上に知らないのも、
必要以上に知りすぎるのも微妙、ってとこなんだろうなー。


あと、印象に残ったのは地元メディアの対応。
新潟に住んでいないのでわからないけど
新潟日報の中の人も
本当にクラブのためになる記事を書いてほしいなと思います。

2009年12月23日 (水)

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」

47801203

ビジネス書ではよくあるタイプのストーリーもの。
かと思ってたら意外にはまるはまる。
話の舞台はタイトルどおりなので、
正直、ちょっとリアリティーはないし、
完璧な小説ってわけではないから
人物描写も甘いけど、
野球の描写はそんなに違和感ないし、
読み進めやすい分、
最後の方なんかは思わずうるっと。

ドラッカーを先に読むか、
こちらを先に読むか、
ビミョーな感じではあるけど、
ありそうでなかったところが、巧です。

バルサの本もおもしろかったけど
こちらもおすすめ。
ただし、表紙と挿し絵には要注意
(特に公共交通機関の中で読むとき)な。

ジャイキリに学ぶマネジメントなんてのもありだな。

2009年12月13日 (日)

『ゴールは偶然の産物ではない』

Goal

サッカーに限らず、
クラブマネジメントものの書籍は多いけど
専門的すぎて、というか堅苦しすぎて、おもしろみにかけたり
(だったら、わかりやすい会計や経営の本の方がまし)
早稲田で出してる「トップスポーツビジネスの最前線」シリーズは
(あたりまえだけどw)スポーツ寄りで、深みがなかったり。


そんな感じで正直ほとんど期待もしてなかったんだけど
この本はおもしろかったです。

著者がバルサの副会長(03〜08)で、
現職はスペインの航空会社の会長ということもあって
スポーツビジネスというよりは、
リーダーシップや交渉術、採用/育成/適正報酬の決定などなど
経営書としても十分に読み応えのある内容。
章ごとにふりかえりのまとめがあるあたりがさすが。
(ヘタなセミナー受けるよりいい、と思う)

もちろん03〜08の副会長ということだけあって
リケルメの話や、ビルバオとの方向性の違い、
なぜライカールトからグァルディオラにスイッチしたか、なども
裏付けとなる理由を明確にあげているので
バルサファンならずともおすすめの一冊。

鈴木淳から黒崎久志へのスイッチも明確にしてほしーよねー

2009年11月 8日 (日)

『小太郎の左腕』

510vh06sxll_sl500_aa240__2

ここであげた
「のぼうの城」作者による第3弾。

実は第2弾の「忍びの国」もかなりな絶品。
で、かなり期待していたのですが
前2作と比べて、歴史的な事実に左右されない分
シンプルに楽しめることができました。

地味だけど今までの3作の中でいちばんおもしろい、といっても
まったく言い過ぎではないと思うでござる。

2009年10月29日 (木)

『哄う合戦屋』

51wrfjddcl_sl500_aa240_

「のぼうの城」を意識してるよなー
って感じの装丁、売り出し方にはめられたw

主人公や取り巻く人間も
実在の人物かどうかはわからないけど
世界観にはすっと入って行けることもあって
結構おもしろく読みすすめられる作品。

強さも弱さもある主人公と
キャパが増えるに反比例していく主の器。
よくあるっちゃあよくある話だけど
必要以上にいいところしか見せないような
某大河ドラマよりは格段におもしろい。
(直江兼続系なら「密謀」意外はほぼファッキン。)

ただ…。
文章から想像する主人公のイメージと
表紙のイラストのイメージは合わんなー。。。


個人的には「のぼうの城」の方がおもしろいとは思うけど
こっちはこっちでおすすめ。

2009年10月27日 (火)

『最悪』

51p8j5r1ecl_sl500_aa240__2

ナンバーでお気楽極楽なコラムを書いてる人とは
思えないほど、ホンマに「最悪」やなと思う本。

普通の人が、
些細なことをきっかけに転落して行く様を、
しかもまったく別の世界で生活していた3人が
なにかにたぐり寄せられるようにして
ダークな世界へと…。

人生、一瞬先はヤミやな、とつくづく実感してしまう一冊。
「最悪」な感じがおもしろいけど、他人事とは思えず
読んでるだけでダウンな気持ちになってきて
とてもじゃないけど
「人の不幸は大好きさ(by BOΦWY)」とはとてもいえない
怖さも潜めた物語、巧みです。

まあ、辛うじて最後の最後で救われる、かな。

2009年9月13日 (日)

『あるキング』


03145906_2

とりあえず伊坂幸太郎ネタ。
(といっても意外に全部エントリ上げてなかった…)

今まで伊坂幸太郎の本を読んできた人たちの反応としては
外れに近い、と思う人が多いんだろうな、と。

前の「モダンタイムス」が
なんしか読みにくい(週刊誌に掲載、だったっけ?)構成で
すらすら行けなかったのとは、ある意味で逆。

  ここでいったん本題からはズレてしまうけど
  アルビレックス(に限らずな)のファンの人たちで
  やっぱり自分の息子、娘をトップチームに入れたい!活躍してほしい!と
  思ってる人たちには、一回読んでおいてもおもしろいかも。

いっちゃったファン心理とか、
どやねんなと思うような親の心理とか、
(こどもを少年/少女のチームに入れると保護者は大変って、聞くしな)
ギリなラインでうっすらさっくり否定しながらも
辛うじてまわりの人たちとの関係性が伊坂幸太郎っぽい、世界な感じで
意外に楽しかったっす。

とはいえ、やや物足りなさの残る(というか続いて行く感じがありすぎる)本なので
この本がファーストアプローチオブ伊坂幸太郎な方にとっては
「オーデュポンの祈り」とか「ラッシュライフ」とかにも
秋の夜長、ぜひぜひチャレンジを。(お前は営業か)

2009年5月18日 (月)

『プリンセス・トヨトミ』

この4、5年というもの
伊坂幸太郎の世界に
どっぷりとはまってからというもの
なかなか他の作家に
はまるほどまでは至らなかったのに
試しに読んでみた万城目学の世界に、思わずズブズブ。

ミステリというカテゴリではないので
もちろん単純な比較はできないんだけど
とりあえずのところ両者を唯一比較できるのが、舞台設定。

伊坂幸太郎が仙台なのに対して
万城目学のそれは今のところ、
ここ関西(京都・奈良・大阪)。

映画になった「鴨川ホルモー」もおもろいけど
さらに楽しめるのは大阪を舞台にした
『プリンセス・トヨトミ』。
51downhakel_sl160_

設定がどうとかいうのはアレなのでさておくとしても
「ゼーロク」だの「はいからほり」だの「コビッグマン」だの
大阪で生活している(いた)人の心のひだを
こちょこちょくすぐるようなキーワードが
(「はいからほり」はマニアック)
ところどころに散りばめられてるこの作品。

200904241355000

「鴨川ホルモー」は
なんとなく京都な感じで伝わる部分も多いけど
「プリンセス・トヨトミ」のホントのおもしろさは
日々、大阪の空気に接していないとわからない部分が多い気がする。


でだ。


「5月末日木曜日大阪全停止」って
本の帯のキャッチコピーが
まったくもってシャレにならん状況に
近づきつつあるのがなんとも…。


2009年1月30日 (金)

食いしばるために、奥歯はあるんだぜ !

31okgeiggxl_sl500_aa240_

会社の近所の紀伊国屋(not 万代)で
思わず見かけてチラ見した瞬間
「買いやなー。
 まあ、近所でも売ってるやろ」と思ってみたら
行く店行く店、どこにもないぜw

ようやく、見つけて即購入したぜ。
(しかも自己啓発の間にひっそりと1冊だけだぜw)
まあ、自己啓発っちゃあ自己啓発なんだろうけど
そういうカテゴリーの分け方はどうか、と思うぜ。

仕事上、この手のビジネス本に触れる機会が多いけど
なかなか笑えて、自分に落とし込めるってないと思うぜ。
つーか、ビジネス本ってカテゴリーに留めておくのはもったいないぜ。
著者に会ってみたいものだぜ。


ということで、現実逃避の日々も終了w
いよいよ明日だぜw
みんな気をつけて来るんだぜw

2008年5月31日 (土)

『のぼうの城』

Aarolnie

経営だのマネジメントだのレバレッジだの
ビジネス関連の書籍を読まざるを得ない状況に
追いやられてからというもの
いわゆる小説の類いは伊坂幸太郎か
アウェイに行くときくらいしか手にしてなかったんだけど
最近、歴史ものがいい感じ。

といっても来年の大河の原作でもなく
ベタで恐縮ですが、メディアの書評でも評判高い
『のぼうの城』。
正直のところ、まったくのジャケ買いで、
あんまり期待してなかったんだけど、
いいよ、いいです、あると思います。

石田三成がいわゆるひとつの
ベタなイメージで書かれていないのが
むしろよかったような気がします。
とばっちりを受けたのは長束正家だけどw


もひとつ、おまけにあげると
鎖国直前の長崎を舞台にした
『黄金旅風』もよかったです。あると思います。
7tqpsi9x

武田信玄とか上杉謙信とかよりも
人物を描いていくほうが大河ドラマとしてあると思います。


まあ、地味で数字は取れないだろけどなw

2008年2月 8日 (金)

『チーム・バチスタの栄光』

Qf0evuy1

さっき仕事帰りの新快速の中で読み終えたw

文庫本で上/下の2冊にわけるほどの
ボリュームちゃうやん!とか思ってたけど
この分冊にも趣向が凝らしてあるところが
また、やらしい。
(え、たまたま?)

ま、もうじき映画が公開されるので
内容についてはあんまり書かないけど
いちばんよかったのは
(いやどこをとっても良いのだけども、だ)
実は第三部なんじゃないか、と。

まあ謝罪謝罪の世の中ですからw

2008年2月 7日 (木)

『自由死刑』

Osyyn1yh

2年前の今頃、モーレツな勢いで
片っ端から本を読んでた時期があったのも遠い話。

去年くらいからムダに通勤時間が長いこともあって
徐々にではあるものの読書量が増えてきた。
幸か不幸か、仕事柄ビジネス関係の本を
いただく機会が多い、というのもあるけれど。

で、最近読んでた本の中で
間違いなくおもしろく(注:個人比)刺激に残ったのが、これ。

ドラマの原作になってるらしいものの(録画はしてるが見ていない)
いわゆる“平台山積み”になっていないところが
地味な感じでまたええ感じ。

刑執行のタイミングを自分で設定する(だから自由死刑)
男の数日間を取り扱った内容。
原作の主人公の年齢と同じってこともあって
すんなり感情移入、

することもないので
逆に、続きが気になってしゃあない。
ある出来事をきっかけに
物語が大きくサイドチェンジして行くあたりからが
加速度的に「死」と逆の方向に突っ走って行く感じ満載。


原作だと主人公が35とか新潟とか
結構近い世界だから
楽しめたってのもあるんだろうけど
正直、ドラマ見るのが怖いくらいにおもしろい。

2006年5月11日 (木)

週末のフール、「終末のフール」を読む


伊坂幸太郎作品最新刊。
「あと3年でこの世が…」という状況での8つの短編集。
もちろん8つの話はそれぞれにつながりを持っているのだが…。


「SFを駆使した超大作!」と喧伝されるような
アメリカ映画に出てくるような設定ではあるんだけど、
自分以外はすべて悪であり
「助かってよかったねー正義は勝つんだよー」的な
アメリカ映画を観たあとの感覚と
この本を読んだあとの感覚とは、明らかに異なるはず。


結局、「あと3年でこの世が…」ていう状況も
明確にリミットも示されていない現在を生きるのも
生き方としてはそんなに大差ないんじゃね、
なんて酒とfootballで明け暮れる週末のフールは
「終末のフール」を読んで思ったわけです。


人間いつかは死んじゃうときが来る。
人間の生命に限りがあるどころか地球の生命にだって限りがある(んだよね?)。
なら、たとえばこんなブログをせこせこ残してたって意味がないわけじゃん。
ブログどころか今、地球上にあるありとあらゆるもの、
政治や経済や環境問題や文学や音楽や建築物にフットボール。
(ブログは別にして)すべてが意味がないことになっちゃうじゃん。
でもそうじゃない、と思う。

いずれはなくなるよ、ってわかってはいても
だけど良くしよう、残していこうと思う(思うほうがいい、とされる)のは
どんな人にでも、どんな状況でも
生きている限り現在と過去がつきまとうから、なのではなかろうか、と。
であれば未来がどうあれ「いまを生きる」しかないんだなー。
実際、自分が「あと3年でこの世が…」ていう状況になって
どうなってるかは想像すらできませんけど。
(ここのブロック意味不明w まあニュアンスで)


そんな(かどうかは知らないけど)いまを生きる8つの話が
結構、いいです。「終末のフール」。



「終末のフール」伊坂幸太郎/集英社


Ckeawvrz

2006年4月 6日 (木)

「ラッシュライフ」

M_ighp74

ひところの読書へのはまりっぷりが嘘のように
たまにしか読まなくなってきた3月。

新刊中心に読み漁ってたので旬なネタがないってのもあるんだけど。
そのくせ「東京タワー」byリリーフランキーは、
誰かから借りれる、というメドが立ってるのもあるにせよ
手に取ることすらしてない状況。
ちょっと停滞中なだけにもちろん「オシムの言葉」も未読。
これが仮に「反町語録」なんて本が出た日にゃあ
読みかけの本があっても投げ捨てて飛びつくんだろうけど。

どうしてもまとまった時間がないと読書に集中できないので
今週末の松本や博多に加えて、
最低1回はビッグスワンに行く予定がある今月は絶好のタイミング。
去年の夏に読んだ「ラッシュライフ」以降、すっかり伊坂幸太郎の虜。

「ラッシュライフ」は仙台を舞台にした作品。
異なる5つの話が複雑にからみあいながらも
うまーく機能していて、
気がつくと話の中にどっぷりと浸かっている。
しかも1冊だけの世界ではなくて、
伊坂幸太郎の作品同士でエピソードや背景としてリンクしているから
作品を読み進めるほど作品を飛び越えた世界にはまっていく。

  伊坂幸太郎の世界が軽妙で巧妙で絶妙なだけに
  映像化なんて考えられなかったんだけど
  「陽気なギャングが地球を回す」が5月に映画化、
  「チルドレン」がWOWOWでドラマ化。
  期待しないで注目しときます。

だから、とりあえず世に出ている作品(あと3冊)をすべて読んでから
もう一度発表された順に読み直そう…なんてことを考えていたら
新刊出てるがな。
「終末のフール」
ちょっとおじさんがんばらなアカンやん。



がんばらなアカンといえば「ラッシュライフ」号。
鞍上は蝦名正義?
桜花賞は狙い目だと思ってたんですが
日曜、新潟なので買えません。



2006年2月 9日 (木)

読書が止まらない


結局のところ、
この1か月ほどやむを得ず
新潟に滞在していたわけですが
とにかくすることがなくて
読書に耽っていた、という毎日でした。
(もっとも頃合を見計らって神戸に帰ってもいたんだけど)
こんなに集中して本を乱読したのも
初めてといってもいいかも。

 「死神の精度」伊坂 幸太郎
 「その日の前に」重松 清
 「煙か土か食い物」舞城 王太郎
 「希望の国のエクソダス」村上 龍
 「知の編集術」松岡 正剛
 「容疑者Xの献身」東野 圭吾
 「孤独の歌声」天童 荒太
 「疾走」重松 清
 「魔王」伊坂 幸太郎
 「グラスホッパー」伊坂 幸太郎
 「そして、神戸・2005」藤原 聖己

このエントリをあげたときに来た
「田舎は車でしか移動せんから本読まんようになる」
とゆうメールは非常に同感です>シライシさん
もっぱらバスの中で読んでます。

reoさんに紹介してもらった
「容疑者Xの献身」東野 圭吾
読後感がすっきり。
読んでる側も「これでよかったんだ」と
救われた感じがします。
これがミステリなんだ!というやられた感も含めて
一気に読めちゃいました。
ホントは「百夜行」も読みたいとこなんだけど
ドラマが終わってしばらくしてからだな。


去年の夏から伊坂 幸太郎に
どっぷりなせいもあって
最近のものを中心に3冊。
東野圭吾とか宮部みゆきとは真逆で設定が荒唐無稽。
(死神・特殊な能力の持ち主・殺しの業界…)
好き嫌いがあるみたいすけど、やっぱおもしろいです。


で、個人的には「疾走」重松 清
いちばん強烈な印象が残っています。
読後感なんてぜんぜんすっきりしない、
それくらい重い重い重い内容なんですけど。
まあ、だからこそ映画まで見に行ったわけで。
(映画は中谷美紀の関西弁がよかったです)


で、現在読み進めてる
「火車」宮部 みゆき
が終わっても活字中毒症状は当分止まらなさそうな予感。
しかもヘビーなものばっかり。
すでに濃い濃いところを10冊ほど入手済み。
「オシムの言葉」とか
「意味がなければスイングはない」とか
ライトな感じの本は
しばらく手が伸びないような気がします。
おそらくシーズンが始まってから、かな。




Wuhjjdcg

2006年1月16日 (月)

生きているって素晴らしい


みなさまおけましておめでとうございます。
鈴木淳監督の就任会見をもって
2006年の年明けとさせていただきます。


えー。
オレ的にはちっともめでたくない
too heavy な daysなんですけど。


先週からすべての予定が狂ってしまい
あまりにも時間があり過ぎる状況に
追いやられてしまったので
センター試験直前現代文超速読解短期集中講座
(がんばれ受験生!)みたいなテンションで

 「死神の精度」伊坂 幸太郎
 「その日の前に」重松 清
 「煙か土か食い物」舞城 王太郎

この3冊プラス、
去年の3月からストップしたまんまだった

 「希望の国のエクソダス」村上 龍

を2日で読み切っちゃいました。あはあは。
新潟市の雪解けとともに
狂ったようなページ繰りのスピードは
いまのとこ落ち着いてはいますが

 「疾走」重松 清

現在、上記を読み進めている途中。
おそらく今週半ばには読み終えてしまうでしょう。


なんか、こう絶望の縁へ追いやられる感じのする本とか
読み終えたときに胸に重ぉく、なんかが残るような
そんなおすすめの本をお待ちしてます。
ホラーは却下。


ちなみにここ数カ月で
「読み終えたときに胸に重ぉく、なんかが残るような」
感じだったのは

 「侍」遠藤 周作
 「オーデュポンの祈り」伊坂 幸太郎

の2冊。
ここらへんの傾向を踏まえた上で
対策をしっかりと練ってください。



2005年3月17日 (木)

村上龍渋滞。



 「今日の芸術」 岡本太郎
 「パークライフ」 吉田修一
 「最後の息子」 吉田修一
 「あやしい探検隊 北へ」 椎名誠
 「流星ワゴン」 重松清
 「ヨーロッパ退屈日記」 伊丹十三



シーズンがはじまると移動も多くなるので…と
(お前、選手気分かよ)
買ってみたはいいけれど、
まったく読んでないままの本が
田丸麻紀なくらい結構たまってます。(うっわ)

1冊読みはじめるとすいすい読みまくるタイプですが
この1冊のせいでもう3か月も足留めくらってます。
もう全然前に進みません。渋滞8キロくらいな勢いです。

その原因が、この「希望の国のエクソダス」。
買ったのは12月の横浜出張の帰り。
今日現在238ページでstop。
というか、もうずっと、まったく読んでないです。
どうやらオレにとっての「希望の国」は
この本にはないことがわかったような気がします。
諦めて次いってもいいですか?


村上龍の本って、結構挫折しませんか?
個人的にマトモに読めたのは
「69」と「走れタカハシ」くらい。
あ、あと「愛と幻想のファシズム」。
「走れタカハシ」は結構好きだったけど。
いつのまにやらナカタドットネットマンセーだしなぁ。。

つーか、こんな時間に
blog書いてるヒマあったら
読め!
ってことですね。
(ていうか風邪ひいてんだから寝ろよ)

Folza!オレ。

2004年10月 6日 (水)

ケージツの秋


すっかり秋ですね。

というわけでJも中断期間なので
しばらくサカーネタとかニイガタネタは封印して、
関西どっとコム的に盛り上がりそうなネタで
新規顧客の発掘につとめます。たぶん。
(アルビレックス系サイトのアンテナからリンクはずれて
 アクセス数激減ざます。ほっほっほ。)


第1弾の今日は“ゲージツの秋〜音楽”。
いや、ぢつはですね。
ひさっびさにライヴに行くのですよ。あは。


しかも、大阪に。


つっても12月の話しなんですけどね。
もう、ずっと、行きたかったんですよ。
去年の年末も大阪でライヴがあったらしいんですけど
タイミングがあわなくて…。

東京でも11月にライヴをするのですけどね
日程的に合わないとか、
入れ替え戦は京都=新潟@西京極だ、と思ってたとか、
まぁ、いろいろあってですね。
思いきって大阪にしちゃいました。あはあは。

で、会場はずっと桜橋のとこだと思ってたんすね。
何回か行ったこともあったんで。
そしたら、今月のmeets見てて気づきましたよ。
移転するんですね。
知らなかったですよ。聞いてないですよ。

で、ついでにですけど
西梅田近辺、えらい変わるんですね。
今月のmeets見てて気づきましたよ。
知らなかったですよ。聞いてないですよ。

やっぱりねぇ、いいですよ。
meets。
もう、だいぶ長いですよ、読者歴。
いい加減、読者モデルとか出してほしいくらいやわぁ。
(え、そーゆーんはない? あ、そーやったっけ…)

あ、そう言えばニイガタでも売ってんですよ。meets。
やっぱ、ええもんはどこでも売れる、いうことやね。
見てるだけですっかり気分は関西ですから。
関西に戻った気になりますから。
つーか、戻りたいんですが。


あ、えーと、どこまで話してましたっけ。







西梅田?







桜橋?








あ、そうね、そうね。
ライヴに行くんですよ。
12月にね。大阪にね。
あそこ移転するんですねぇ。
知らなかったですよ。

え?

もう聞いた、て。

え?

なんのライヴに行くねん?て。

もう、いややわぁ。
さっき言うたやん。


あ、言うてない?





んー、眠いし、また今度。

ほな!

2004年8月24日 (火)

行きがかりじょう

Gkutyn17
今日、家に帰ってみると
ポストに入ってました。
アドプレで当たったんすね。
うれしさ半分、おどろき半分。

あんなコピーでええんかいな、と。
あ、でももらったもんは
返しませんから。

今週末のFuck'in 神戸戦、
移動のときのお伴に
させていただきます。
で、勝ち点3も持ち帰り、と。

ぐふっ。


2004年7月28日 (水)

今夜、すべてのバーで

4年前の秋、会社の健康診断で
肝臓に異常あり、と判定された。


アルコール性肝機能障害。


実際、いまでもそうなのだが、
煙草がなくても生きていけるが
酒がなくては生きていけない。
大袈裟に言うとそんなタイプの人間だ。


しかし、当時は平気で1年くらい禁酒してた。
平気と言うと語弊があるが、
ある程度の期間、禁酒できていたことは事実だし
その背景には、ある一冊の本の存在があった。

読む前は、ずーっと、BARでの男女の出会いの物語だと
思ってたオレにとって、この本との真の出会いは
文字どおりタイムリーだった。

肝臓を煩う男、その男を愛する女…。
当時、つきあっていた彼女のことを文章に重ね、
「この男のようになってしまってはホントになにもかもダメになる…」と、
心の底から思えた気持ちがあったからこそ
自分のために、当時の彼女のために、
禁酒生活を耐えることができたのだ。
真の意味で影響を与えてくれた本、である。
忘れ得ぬ本と言えるだろう。



その「今夜、すべてのバーで」を書いた男が
今日、亡くなった。
最近、いろいろあっただけに気になってはいたが
もう一度読み返してみたい。
彼の他の作品も。